秋山の雛鶴峠に近いところに「無生野(むしょうの)」という地名の場所が
あります。
秋山温泉から車で20分ほどのところです。
ここは
雛鶴姫ゆかりの土地です。
秋山温泉のフロントのユミさんは無生野出身、現在も無生野在住。
おっとりした癒し系の美しい女性です。
雛鶴姫の生まれ変わり??と勝手に想像していますが。
で、雛鶴姫の伝説というのがそれはそれは可哀想なストーリーなのです。
しかも、護良親王の首をたずさえて身重の身体で私が好きでよく通る牧馬峠を
経て秋山入りしたそうです。
「えッ!?ということは、、鎌倉に住む私の秋山に行くお気に入りのコースは
雛鶴姫が通ったコースなの??」
ということでにわかにこの伝説が生々しい話となっています。
そして、秋山温泉に行くと無生野のユミさんがいるわけです。
「雛鶴姫の伝説って本当にあった話なの?」
「そうみたいですね」
「大変だったわねー。首を持って、、すごい話ねー」
「だから、無生野では七五三のお祝いはしないんですよ」
「生まれてすぐに死んだから未だにその供養をしているわけね、、、」
「そう、、です。お正月は門松はないし、どんと焼きもしないんですよ」
「そう!すごいねー」
「そうなんですよ。首もあちこちにあるらしいですよ」
「え!?首ってひとつしかないのに???」
「、、、いくつもあるみたいですよ」
雛鶴姫に関する詳しい物語はこちらに。